わにとかげぎすのあらすじ・ネタバレをラスト最終回まで!古谷実原作の漫画

古谷実の原作漫画『わにとかげぎす』のドラマ化が決定しました!くりぃむしちゅーの有田哲平が主演を務め、ヒロイン役は本田翼が演じます!

今回は漫画『わにとかげぎす』のあらすじ・ネタバレをラストの最終回まで紹介したいと思います!

古谷実の漫画は毎回好評なだけに、『わにとかげぎす』がどんなドラマになるのか気になりますね~、主人公・富岡ゆうじ役を、くりぃむしちゅーの有田哲平がドラマ初主演で演じるとあって話題性も抜群です!

また、ヒロイン・羽田梓役は本田翼が演じるのですが、漫画を読めばわかる通り、羽田は富岡のことが大好きですw

ドラマではどのようなあらすじになるのかわかりませんが、原作漫画どおりなら、多少の絡みも?見れるかもしれませんねw

それでは漫画『わにとかげぎす』ラストまでのあらすじ・ネタバレや最終回がどのようになっているのか見ていきましょう!

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わにとかげぎすの主な登場人物

・主人公:富岡ゆうじ(32)

スーパーの警備員

ずっと日の当たらぬ生活を送り、人生を眠り倒してきた。

ある時、自分が孤独だと気付き、流れ星に友達をくださいと願うような男

ドラマ版では38歳という設定で有田哲平が演じる。

・ヒロイン:羽田梓(24)

小説家志望の美女で抜群のスタイルの持ち主。

幼少期からトランプのジョーカーが好きで男の趣味も変わって、富岡ゆうじに一目ぼれする女

ドラマ版では本田翼が演じる。

・ホームレスのオヤジ

富岡の嘘をついて富岡の家に上がり込むが

借金取りに捕まり富岡をトラブルに巻き込む。

ドラマ版では光石研が演じる。

・富岡の会社の後輩:雨川勇(18)

富岡が働くスーパーの屋上から、好きな女の部屋がのぞけるとしり

富岡に会社を辞めさせるため脅迫状を送り付けるが変わった高校生。

ドラマ版では吉村界人が演じる。

・富岡の会社の後輩:花林雄大

青森から夢で見た理想の女を見つけるために上京してきたバカな男

ドラマ版では賀来賢人が演じる。

・ホームレスの借金取りの社長:島田 裕至

ホームレスのオヤジを追って大阪からきた借金取り。

ドラマ版ではDOTAMAが演じる。

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わにとかげぎすのあらすじ・ネタバレ

※わにとかげぎすのあらすじ・ネタバレを最終回のラストまで紹介しています。原作漫画を読む前に結末を知りたくない人はご注意ください!

わにとかげぎす 1巻

ホームセンターの警備員として、7年間夜勤で1人で働く富岡ゆうじは、ある日、自分の32年間の人生を振り返り、これまで一度も、恋人はおろ、友達さえできなかったことに気付き

大切な時間を寝て過ごしてきた自分がいかに孤独な存在なのかを自覚する。

この先の人生に不安しかない富岡は、孤独と不安から逃れるため、仕事をさぼり、職場のホームセンターの屋上で筋トレに励んでいた。

いつものように筋トレを終え、玄関の扉の前にいくと一枚の紙が挟まってる。見てみると『警備員へ お前は一年以内に頭がおかしくなって、し・・・』とかかれた脅迫状が

これまでの人生、人と関わらず何事もなく無難に生きたて来った富岡にとっては一大事。

強がって手紙をそのままゴミ箱に投げ捨てては見たものの、それから数日間、手紙のことが頭から離れない日々続く。

数日後、いつものように筋トレを終え、屋上で休憩ししていると一軒のアパートに目が止まる。

よく見ると明かりのついていない部屋の窓から、明らかに自分の見ている人の陰に気付く。

「あの手紙はあいつが出したんじゃないか!?」とは思うもののアパートまでいって確かめる勇気はない。

仕事を終え帰宅した富岡は、自分の部屋の郵便受けにも職場に届いたものと同じ脅迫状が届ていることに気付き絶句する。

脅迫状を書いた犯人は富岡のアパートの部屋まで知っている…

部屋の前で引っ越すことも考えて怯えていると、隣の部屋から犬が飛び出してきて富岡にじゃれる。

すると隣の住人が出てきて挨拶する。隣の住人がおばさんだと思っていた富岡だったが、住んでいるのは若くて美人の少し変わった雰囲気を持った女・羽田梓だ。

その後も、夢に見るほどに手紙のことでうなされる富岡は、ついに人影がみえたアパートに向かう。

人影がみえたと思われ部屋の前で、チャイムを押すことに躊躇していると、隣の部屋の住人が出てくる。

話を聞くと、人影を見た部屋は、3年前にこのアパートの大家の息子が部屋の中で首をくくって以来、だれも住んでいないという。

自分が見たのはその息子の幽霊だったのか?富岡が恐怖で立ち尽くしていると、部屋の中からおっさんが顔をだす。

富岡が問い詰めると、おっさんは勝手に部屋に入り込んで寝泊まりしていただけのホームレスだった。

そして手紙のことは何も知らないと答える、だが、手紙を置いていった奴をみたと言い、犯人の情報を教えるかわりに、2、3日富岡の家において欲しいと言い出す。

仕方なく家に連れて帰ることにした富岡は、ホームレスに服を買い、銭湯にいれ、散髪代までだし、焼肉をご馳走することに。

食事をしながら酒を飲ませて、酔っ払った隙に情報を聞き出しておいて帰ろうと考えるが、ホームレスは酔いつぶれてしまい、家まで連れて帰ることになる。

翌朝、目を覚ますとホームレスが富岡の金で買ってきた食料で朝飯を作っている。寝ている間に自分の貯金の額300万円まで知られてしまった富岡。

ホームレスを部屋に残し、仕事に行くが、家のことが気になってしかたがない。

その頃ホームレスは、コンビニで買い物をして出てきたところを、闇金の取立て屋の社長・島田とその部下に捕まり、命乞いをしていた。

明日までに300万円を用意すると言い張るホームレスについて、富岡の家に。

富岡が仕事から帰宅ると、部屋の中には島田の部下二人と、ボコボコになってガムテープで縛られたホームレスが…

富岡は島田の部下から、200万円で買ってくれればホームレスを助けることが出来るが、買わないならホームレスはこの後どうなるかわからないと告げられる。

富岡は買うといい、200万円払ってホームレスは解放される。ホームレスは泣きながら『この恩は必ず帰す』といって出ていく。

グッタリと部屋の前でうなだれる富岡、隣の部屋の羽田は、壁越しに聞こえてくる声からすべてを聞いていて警察に連絡した方がいいと訴えるが、富岡はそのまま寝てしまう。

部屋のベッドに富岡を寝かせた羽田は、爆睡する富岡を前に、考えていた。

子供の頃からトランプのjokerが好みで、人とは違う変わったタイプの羽田は、富岡のことを初めて見た時から、かっこよくて仕方ないのだ。

以前、2年間付き合っていた年上の彼氏に裏切られて以来、一生恋をしないと誓った羽田だったが、富岡を見てその誓いを破って、キスをしてしまいそうな衝動に駆られていた。

そこに恩返しをしたいと、ホームレスが戻ってきて、富岡が男好きだと聞かされた羽田はショックを受ける・・・

夜の九時になり目覚めた富岡は、いつものように出勤。玄関前の段ボールの中に身を潜め、手紙の犯人が来るのを待ち構えていた。

すると、マル眼鏡の高校生・雨川勇が現れる。

段ボールから飛び出した富岡をみて逃げ出す雨川。追いかけ取り押さえた富岡は、手紙を書いた動機を聞き出す。

就職活動といいはる雨川は、富岡を手紙で脅して辞めさせることが出来れば、自分が働けると思ってやったと話す。

そして、富岡の代わりに働きたい理由は、好きな女の部屋がホームセンターの横にあり、富岡がサボっている屋上から丸見えだったという理由でどうしても働きたいのだ。

この理由に怒る富岡の隙をついて逃げ出す雨川。

仕事の帰り、神社で『友達はいりません。元の静かな日々に戻してください』と、神社で手を合わせる富岡。

それから、数日間なにもない静かな日々続いた。

だがある日、ホームセンターの従業員たちが社長に、警備員を増やすようにと詰め寄ったのだ。結果2人の警備員が増員されることに。

やってきたのは何と、富岡に脅迫状を送りつけていた雨川勇と、花林雄大という青森出身で頭のおかしい男だったw

この日から二人の部下ができた富岡は、二人から主任と呼ばれることになる。

雨川はさっそく、屋上にいきたいと言い出す、富岡と花林も一緒に、雨川が好きな女の部屋をみていると、ベランダから出てきたのは893。

そのあとにガリガリの女が出てきて、富岡と花林は驚くが、その女が雨川の好きな女だった。

富岡は893の女を好きなってもろくなことがないというが、雨川は泣き出してしまう。

雨川を屋上において仕事を教えていると、無人の店内で、あられもないことを叫んだみたいと言い出す花林。そんな姿をみて、呆れる富岡。

仕事が終わり、3人で話していると、花林が「夢の女を探してている」と語りだす。

青森の田舎にいるときにある夢をみた花林、それは自分好みのナイスな体をした理想の女が出てくる夢で、花林はその女と結ばれるという。しかもこの女が出る夢を18回も見ていて

ついには、何気なく見ていたテレビの中継にその夢の女がたまたま映っていたのをみて、上京してきたのだという。

この話を聞いた雨川は、「そんな女はこの世にいない、だから絶対見つからない」と言い放つ。

これに怒った花林は雨川と口論になり、いる、いないでかけをすることに。

しかも、負けた方は、勝った方のウ〇コを食べるというとんでもない展開にw

この二人のとんでもないバカを、職場の後輩に向かえた富加だったが、思ったほど悪く無いと思ってしまう…。

富岡が帰宅すると、シャワー途中だった羽田が、慌てて飛び出す、そして、友達になりたいと言ってくる。

羽田のような美人に、友達になりたいと言われた富岡は、警戒してしまう。

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わにとかげぎす 2巻

女の私ではダメかと詰め寄る羽田に、今まで通り、自分の殻に閉じこもろうと逃げ出そうとする富岡。羽田は富岡を無理やり散歩に連れ出す。

そして、過去の元彼に裏切られた時のことを話し始める羽田。

数年前、彼氏がいた羽田は、その男が4股だったことに2年間気付かなかったという。さらにその男は、ベッドやトイレ、風呂など、いたると所にカメラを仕掛けていて

自分が撮られていたことにまったく気付かなかったと話す。他の女から教えられ調べてみると、DVDも出てきたが、その男はDVDだけ持って逃げてしまう。

羽田『こんな私は変態ですか!?』富岡『大丈夫!君はダマされて知らなかったわけだから、きれい!きれい!』

さらに羽田は、ホームレスから聞いた、富岡は男好きなのかときき、富岡は全否定。羽田は初めて人に話しスッキリしたと言って、一人で帰ってしまう。

数日後、富岡が仕事に行こうとしていると、羽田が訪ねてきて、小説家を目指していて、今書いている小説のための取材をさせてほしいと頼む。

しぶしぶ職場に連れていくと、花林がモテたい一心で、ダイエットのために裸で屋上を走っているw

花林を注意し、羽田の取材に答えていると、花林は痩せた自分と主任(富岡)なら、羽田はどっちを選ぶかと質問する。

余裕で富岡と応える羽田、さらに、富岡のことを男として好きだと答える。

この答えに驚く花林だったが、富岡は他のことを考えていて羽田の告白を聞いていないなかった・・・

ある日、雨川は好きな女の後を追いかけていた。女が立ち止まり、気付かれる雨川。

女から事情をきかれ、好きで追いかけていると話すと、女から喫茶店に誘われ話をする事に

女は、男が893であることはわかっているが、あの男の部屋の金庫の中には、自分や自分以外の女の写真やDVDがはいっているので逃げるにいげられないと話す。

そして、自分が助かるためにその金庫を盗み出すしかないため、助けて欲しいと雨川に頼む。

好きな女に頼まれた雨川はその気になり、富岡と花林の元へ

雨川は事情を説明し、金庫を運び出すための車の免許を持っていないので、どちらか一人に協力して欲しいと頼む。

最初はまったく聞き耳を持っていなかった花林だが、女が成功したら150万払うという話を聞いたとたん、協力すると言い出す。

決行日は三日後の夜11時と決まり、失敗した時の夢を見てうなされるようになる雨川。

富岡は辞めて方がいいと止めるが、雨川は準備を進める。

決行日の当日、かつらを被り、運送業者のような服を着て変装した雨川と花林は、女からの連絡を受け、部屋に忍び込み金庫を盗み出す。

女が合流するのを待って山梨県の山奥に向かう3人。

到着し、雨川と花林が金庫の鍵を壊すと、女は一人で確認するから二人は見ないでと雨川と花林を追い払う。

金庫を開けると、中には札束が。女は雨川と花林に気付かれないように自分のバッグに札束を詰め込む。

すると、そこに猟銃を持った一人の若い男が現れ、女に半分でいいからくれという。

女がおこってわめき散らすと、男は女を猟銃で撃ってしまう。

男は花林に女を埋めろといい、雨川に金をバッグに詰めろというが、雨川は呆然として動こうとしない。

これに怒った男は雨川を殴り、花林にガムテープで雨川をグルグル巻きにする花林。

その後、男の家に行き、100万円の束を数える花林、現金は全部で1億600万円。

次に日、穴掘りをさせられる花林『この穴は誰が入るアナですか?』と聞くと、自分の親父だと答える男

数日前、親父に殺されかけた男は、逆にやったと話す。

男は途中で穴掘りを辞めて、買い出しに行くと言い、花林とともに街に買い出しに出る。

その頃、富岡は、連絡のつかない雨川と花林のことを考え、主任として二人を止めなかった自分の責任の重さを感じ、不安に怯えていた。

花林の運転なら途中で崖に転落した可能性もあると考え、レンタカーを借りに行くことに。

家をでると羽田に遭遇し、レンタカー屋を訪ねると、羽田も付いてきてしまう。

『893の愛人宅から金庫を盗み出した部下二人を探しにいく、言えないな・・・』

一方、花林は男の親父が倒れていた風呂の掃除をさせられ、男と食事をしている。

大金を手に入れてはみたものの面倒くさくなった男はもういいと言い出し、口止め料として大金をやる代わりに、雨川をやれと花林を脅す。

グルグル巻きで寝ている雨川は、男に復讐する事だけを考え、恨みを募らせていた。

富岡と羽田は、目的地の駐車場に到着。辺りを見て回る、山の中につなぐ血の跡を見つける。たどっていくと金庫が落ちているのを見つける富岡。

花林は男に、雨川の首を絞めてやれと、脅されていた…そこに富岡が訪ねてくる。

玄関先で話をする富岡と男。

男は何も知らない、飯を食っている途中だと言って扉を閉める。

羽田は怪しいといいうが、富岡は、玄関の中に花林の靴がるのを見ていて、一度帰ろうと震えている。

車を出そうとしていると男が発砲。富岡は慌てて車を発信。そのまま男もろとも玄関に突っ込む。

家の中にはグルグル巻きになった花林がいて、雨川は外の小屋にいるという。

富岡は小屋の中で雨川を見つけ、ガムテープをとる。

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わにとかげぎす 3巻

解放された雨川は、狂ったように武器を探す。斧を握りしめる雨川を、富岡が止めようとするが、雨川は富岡に向かって斧を振り下ろす。

富岡が腰を抜かしている隙に、雨川は男のもとへ、そして男に向かって斧を振り下ろす・・・

花林はこの隙に現金を持って逃亡してしまう。

すべて終わり呆然とする中、羽田が警察に電話・・・

その後、雨川は逮捕され少年院へ、花林は行方が分からず警察が探している。豊岡と羽田は何度も警察から事情聴取を受ける・・・

事件から3カ月半がたち

仕事を辞め無職になった富岡は、部屋に引きこもり、あの事件で二度も殺されかけ、そして生きていたことを考え続けていた。

羽田が富岡の家を訪ねる。

ついに貯金も底をつき、次の仕事が決まらないと家賃も払えないという富岡に、家に来たらいいと話す羽田。

そして突然『富岡さん、私と付き合ってみませんか?』

羽田は富岡に必要なのは友達ではなく、彼女だと話す。さらにずっと前から好きだったと話す羽田に、富岡は動揺し、返事は明日でもいいかという。

フラれたと思い、帰ろうとする羽田に、『付き合えるもんなら、俺だってつきあいたさ~!』

富岡には将来のない32歳のおやじが、将来有望な若い女・羽田と付き合っていいのかという葛藤があった。が、それでもいい言い張る羽田。

次に日、就職のため、スポーツ施設の警備の面接に行った富岡は、すぐに採用される。

家に帰ると羽田がいて採用が決まったことを話す。流れで本当に恋人同士になったと思っているのか?富岡に確認する羽田。

だが富岡は『俺はね、いま超ビビってる、身も心も困惑してるんだ…』と話す。

なににビビっているのか具体的に教えて欲しいと聞く羽田に、富岡は『いい歳したおっさんなのに女の人とキスすらしたことないんだよ?その先の事なんてね…』

行為にかんする悩みが半分、こんな自分なんかが好きなったところで、すぐに羽田が去って行ってしまうのではないかという不安にたいする悩みが半分だという。

これを聞いた羽田は『くっだらねえぇぇぇぇ!!』と一蹴り

今日にでもその悩みを解決できるのでは?と『あ~~~今日泊ってっちゃおうかな~・・・』と誘うが

富岡『そんなオヤジみたいないい方、おれちょっと怖いんだけど…』と言われ、羽田は撃沈する。

再就職先の初出勤の日。

5年務めている職場の先輩・斉藤(30)と対面する。年齢、キャリアともに自分が上だと知り、少し余裕を見せる富岡だったが

話をするうちに斉藤は前の職場と合わせればキャリア11年と知り、しかもかなりの変わり者だとわかる。

出勤二日目、警備室のベッドで爆睡してしまう富岡。目を覚ますとそこに立っていたの幽霊。

絶叫する富岡だったが、正体は斉藤で、いつも新人を脅かしていたという。面接で聞いていた、幽霊が出て新人が辞めていくという話は、斉藤が原因だったのだ。

富岡のリアクションをみて喜ぶ斉藤『富岡さんは別格だよ。やっぱね…俺と同じ人種の人だ』

話をするうちに、富岡に彼女がいると知った斉藤は

『その人と結婚するの?きついこと言うけど、富岡さんその人結婚考えないと、たぶんずっと結婚できなくなるよ』

すばりいわれて動揺する富岡だが、斉藤に友達や恋人もいなくて寂しくないのか?と聞くが寂しくないと答える斉藤。

富岡は心の中で『俺はやだな…もうひとりになるの…。おれ、羽田さんのこと好きなっちゃおうかな…』と考えていた。

公園のベンチで羽田と話す富岡『これから羽田さんのこと超好きになっちゃうよ?いいの?』

すると羽田はキスします?ときくが公園では恥ずかしく、俺の部屋いこうという富岡

その頃、斉藤は、パチンコはしながら、孤独について考えていた。帰りに、空き地に捨てられていた財布を拾うと、持ち主の免許が入っていたため、交番に届けようと持って帰る。

仕事中、富岡は遠回しに行為に及ぶことの良さを力説していると、斉藤から、した?と聞かれて動揺する。

その頃、パチンコをして11万買ったという斉藤は、その帰りに女の財布を拾ったことも話す。

持ち主は若い女で家も近所のため、富岡は出会いだと興奮し、斉藤に直接家まで届けに行くように促す。

斉藤がしぶしぶ届けにいくと、持ち主の部屋の前で若い女とその上司思われる男に出くわし怒鳴られる。

斉藤が事情を説明すると、女が免許の持ち主(若井)で、若井がストーカーに悩まされているため、心配した上司(池田)が家までついてきたのだ。

財布を渡し、帰っていると、池田が追いかけてきて、若井がストーカーに狙われていると斉藤に話す。

池田と別れ、警備室に戻った斉藤は富岡にさっきの出来事を話す。

話を聞いた後、外でサボっていた富岡の所に、若井が訪ねてくる。警備室に招き、富岡と斉藤は、若井の話を聞く。

すると、若井に付きまとっているストーカーは、さっきの上司・池田で、自作自演をえんじているという。

そして若井が訪ねてきた理由は、二人のどちらかに彼氏のふりをしてもらい、池田に諦めさせようというものだった。

初めは嫌がる斉藤だが、富岡にも促され、手伝うことに。

翌日、斉藤、5年間で初めての有休をとり、服まで買って、若井が池田を連れてくるのをまっていた。

だが、池田に急な仕事ができたため、この日は中止に。

一方、富岡は羽田に斉藤と若井に話をしていて、今日は斉藤が休みで、職場は富岡一人と聞き、付いていくと言い出す。

職場に付いてきた羽田は、夜の誰もいないスポーツ施設の広いさに興奮、自分を解放するために裸で走り周りたいと言い出すw

富岡は嫌だと言って警備室に入ってしまい、羽田は一人で裸になりグランドを走り回っている。

するとそこに斉藤と若井が帰ってきて羽田と遭遇…。恥ずかしくなって走り去っていくw

警備室では服をきた羽田と富岡、斉藤と若井の四人が対面、誰もじゃべらず微妙な空気が流れる。

4人の中で最年長の富岡は自分が何か話をふって、場を和ませようと試みるが失敗。

無理矢理、『濃いいぃぃ話をしよう!』といって若井さんは斉藤くんのこと好き?ときいて、若井は好きになりかけてると回答するが

斉藤は誰も好きじゃないとハッキリ答え、更に場の空気を重くしてしまう・・・

その後、斉藤は若井を家まで送っていき、帰る途中に池田と遭遇する。

池田にこんなとこで何してると聞かれた斉藤は、若井と付き合っていて、ストーカーの正体も知っている、今度探偵を雇って詳しく調べると答える。

これを聞いた池田は、あの女は俺の女だ!と逆上するが、斉藤は池田の首をしめ始める。

揉めている声をきいた若井が出てきて、二人を止める。斉藤『おれ本当は君のこと物凄く好きなんだけど…』

若井『斉藤さん怖いですよ!!やっぱり何考えてるか分からない!!変ですよ!!』

この出来事いらい、斉藤は富岡とほとんど口を利かなくなってしまう。

10日ほど過ぎたころ、富岡だ斉藤の様子をうかがっていると、急にパソコンを買ったと言い出し、自分が変わろうとしていることを告げる

斉藤『おれ本当に変わっちゃうよ?スカッと一発突き抜けちゃうよ?どうなるかわかんないけどそれでもちょっとは付き合ってくれる?』

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わにとかげぎす 4巻

富岡は、斉藤が急に変わると言って、協力して欲しいと頼またことを羽田に話す。

富岡の話を聞いていた羽田だったが、不意に『あ~~~結婚かぁ・・・今度友達が結婚するんです。赤ちゃんができたそうで・・・』

突然の羽田の言葉に固まる富岡。

職場でも羽田の言葉について考えていると、斉藤がやってくる。斉藤は突然、今月いっぱいで仕事を辞めると言い出し、焦る富岡。

理由を聞くと、短期間で変わろうと大きく変わろうとするが全然ダメなことに気付いたため、仕事を辞めアフリカにでも言ってみたいと言い出す。

次の日、このことを羽田に話していると、羽田は突然手紙を書いて欲しいと言い出す。

『私に対する感情を、すべての想いをお手紙にして…好き嫌いつつみ隠さず全力でぶちまけたヤツを一通ください。私も書きます。私の誕生日に交換しましょう』と。

それから数日、羽田は最近元気がない、富岡は羽田への手紙になんて書いていいものかわからず悩む。

羽田の誕生日の日。

プレゼントと共に例の手紙を渡す富岡。羽田がすぐに手紙を見ると『羽田さんは、かけがえのない人です。運命の人です。』たった3行。

羽田も自分の手紙を渡す『1人じゃ耐えられない悩みを共有してください…』

ビビった富岡は後で見るというが、すぐに見て欲しいといわれ、手紙を見ると『生理がまったくきません』

羽田はいま検査して妊娠してたらどうすると富岡にきく。

富岡は動揺しながら『羽田さんが妊娠してたら…結婚しましょう・・・』と答えるが、本気で覚悟があるのか?ときかれ、ハッキリ答えられない。

ショックを受けた羽田は、友達の所に行くといって、妊娠検査薬を持って出ていく『明日結果をちゃんといいます…』

職場で、妊娠・結婚について考える富岡だったが、のしかかる責任の重さに対し『意外だ、ショックじゃない。時間が経つにつれてワクワクしてるよね?』と思っていた。

次の日、公園で検査の結果をきく富岡。妊娠していなかったとこたる羽田に富岡は『あのさぁ、羽田さん…おれと結婚してくれるかい?』

羽田は富岡が孤独から逃れたい一心から結婚してほしいと言っているのではないかと疑っていると、富岡は自分がバイトでとても両親に挨拶なんかできないと言い出し。

『おれがよくてもみんながダメだった~~~!1人じゃできないんだよ~~』といって逃げ出してしまう。

それから数日、結婚のして幸せな家庭をきづいた夢ばかりを見るようになった富岡は、職場でも悩んでいいた。

すると、4人組のヤンキーが体育館を使わせて欲しいと言ってきて、ビビった富岡は体育館を使わせることに。それから毎日のように遊びに来るヤンキー4人組。

ついにはグランドで寿司や酒を飲んで騒ぎだす。富岡も誘われ話を聞いていると、4人は車ドロボーで、盗んだ車を売った金で遊んでいた。

朝になり、ゴミを片付けながら、明日は来ないといいなぁとつぶやく富岡。

その日の昼。4人組のヤンキーの1人が、コンビニの駐車場に止まったベンツを盗む。

車屋に持っていき、買い取ってもらおうとしていると、ベンツのトランクに裸の女がグルグル巻きで乗せられている。

車屋から追い出され、仲間の一人に車のことを話していると、持ち主の893にばれる前に捨てて来いという話になる。

その頃、富岡は、出勤しようとするが、羽田が久しぶりに職場に遊びにいきたいとごねていた。

最近ヤンキーがきて、施設を良いように使われている富岡は、羽田にばれないようにするため、絶対に来るなといって職場に向かう。

今日もきているのではないかとビビりながら出勤するが、いない。喜ぶ富岡だったが警備室の入口の前に、中に入れないようにベンツが止まっている。

ベンツの鍵も置いてあり、触っていると、トランクあく。中身を見てビビる富岡だが裸の女は生きていた。

女を助け、警備室の中で話を聞くが女は外人で片言の日本語しかできない。

3時間ほどボディーランゲージなどでコミュニケーションをとった結果、大体の事情を察した富岡。どうしようか悩んでいたところに羽田が訪ねてくる。

羽田はベッドに女が寝ているのを見る屋いなや、富岡が浮気していると思い、怒って事情も聴かずに走り去っていく。

どうしようか悩んだ結果、5万円降ろしてきた富岡は、これをもって逃げろといい女に渡す。

すると、ベンツを盗んだヤンキーが慌てて駆け込んでくる。『女は!?女いる!?』

893に脅されたヤンキーは女を捕まえてベンツを返そうと躍起になっている。女は逃げ出し、富岡につかめろと命令するヤンキー。

富岡は女を追いかけて捕まえるが、金を渡して逃がす。それを見ていたヤンキーに、今度は富岡が追われる羽目に。

富岡もそのまま逃げだし、自宅に帰る。

すぐに職場に電話をし、仕事を辞めると伝えた富岡は、自宅もすぐにばれると思い、逃げることを決意。

その前に誤解を解こうと、羽田の家のドアをノックするが羽田はまだ帰っていない。事情を書いた手紙を残し、逃げ出す富岡。

『うう…おれはいま、底無しに悲しい…』泣きながら歩く…。

悪夢にぬなされ、公園で目を覚ます富岡。羽田との思い出の場所を歩きながら、好きなった人を失う悲しさを経験して絶望していた・・・

その辺にいたホームレスと酒を飲みながら失恋の話をしてる富岡は、ホームレスに促され、別れ話を切りだそうと羽田に電話をかける。

だが羽田に大事な話があると言われ、別れ話を切り出せず直接会うことに。

再開するやいなや、羽田が小説で大きな賞をとったと言い、二人で大喜び。ひとしきり喜んだあとに、羽田から富岡さんの話は何?と聞かれ、固まる富岡。

羽田は、富岡を追いかけている男達の事なら、しばらく自分の部屋に隠れていればそのうち飽きていなくなるといい、富岡も納得。

一緒に帰ろうとすると、ホームレスが飛び出してきて、富岡は羽田を幸せにする自信がないから別れを告げようとしていたと話す。

それをきいた羽田は『じゃ、私が富岡さんを幸せにします!!基本的にそれでいいですか?』といい、富岡もうん!といって手をつないで帰っていく。

それから数日、羽田は小説で大きな賞を受賞し、表彰式はテレビでも放送される。

富岡を追いかけるヤンキーたちはまだ諦めておらず、いまも入れ替わり立ち代わり家の前を見張っている。

職探しから帰ってきた富岡と羽田が話していると、結婚話を始める羽田。

小説家としてやっていけると思ったら、その日には結婚したいと思っていた羽田は、親にも電話で話、納得していと富岡に告げる。

とてつもなくうれしいと、心の中で感動し、ベッドに入って余韻にひたる富岡。

その日の夜。羽田に電話がかかってくる。

相手は羽田の元カレで、小説で賞を受賞した羽田をみて、DVDをネタにゆすってきた。400万を要求してきた元カレは待ち合わせ場所も告げる。

富岡は警察に行こうと話すが、行かないと言い張る羽田。

待ち合わせの日、羽田は家を出ることなく仕事をしている。富岡はバイトに行くと嘘をつき、待ち合わせ場所がみえる遠くのコンビニに来ていた。

どうしたらいいのか立ち読みしていると、女が話しかけてくる。誰か待ってるの?と訪ねられ、動揺しながらうん、と答える富岡。

女『DVD…もうこの世にないよ…私が見つけちゃて、怒って捨てた・・・』

富岡は帰って、このことを羽田に伝える。羽田『そう・・・』

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わにとかげぎす 最終回

ヤンキーたちから逃げるため、富岡と羽田は、マンションに引っ越すことに。

『おれと羽田さんは一ヶ月後に結婚をする予定。一昨日からフライングで子作りも開始』

レンタルDVDの店で新しく働きはじめる富岡『もう大丈夫だ、俺はもう、孤独じゃない・・・』

客の男が富岡の名札を見て、富岡の特徴が書かれた紙をみる。『いいや…めんどくせぇ・・・』紙を捨ててそのまま帰っていく。

わにとかげぎす ラスト

富岡?が路上で頭から血を流して倒れている…

『自分のことをこの世の誰よりもわかってくれている特別な人ができた。自分が生きている様をみてくれている…証人だ。いるといないじゃ大違い…』

ページが変わり、仕事帰り?の富岡

『”虚栄心が強く、快楽指向で他社に同調的、すべてが成り行きまかせ…”か

まるで俺に無い物をすべて指摘されたような言葉だ・・・』

ニュースで裁判長が言った言葉を考えながら歩いている富岡。

羽田は窓の外を眺めながら『寂しい時は寂しいと…ちゃんといえる人間になりたい…』

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わにとかげぎすの感想まとめ

衝撃的な展開で終わる『わにとかげぎす』最終回のラスト!

未来のない自分に不安と孤独を感じた32歳の富岡ゆうじが、様々なトラブルに巻き込もれながらも、羽田梓と結婚までこぎつける物語になってい入るのですが

最終回のラストではなぜか富岡ゆうじと思われる人物が、飛び降りて路上で頭から血を流して倒れているようなカットが入っています。

この一コマが無ければ、ハッピーエンドでよかったよかったと、わにとかげぎすを読み終えることが出来たのですが、この一コマがあったがために

他の読者の方もモヤモヤとした気持ちになってしまっているようです。

ですがこれがあったおかげで、最後に富岡が言った

『虚栄心が強く、快楽指向で他社に同調的、すべてが成り行きまかせ…』という言葉に考えさせられます。

富岡のセリフでは「まるで俺に無い物をすべて指摘されたような言葉だ」となっていますが

『虚栄心が強く、快楽指向で他社に同調的、すべてが成り行きまかせ…』

この言葉はどちらかといえば、ほとんどの人に当てはまる言葉のようにおもってしまいました。

古谷実の漫画は「稲中卓球部」の頃から読んでいますが、最終回のラストは相変わらず考えさせられますね~^^;

『わにとかげぎす』はドラマされますが、出演するキャストと役柄を見ていると、ドラマ化されるのは3巻冒頭の金庫強奪事件が解決するところまでのような気がします。

『わにとかげぎす』の3巻でもっとも重要なキャラ・斉藤の名前がありませんでしたので。

それとも今後、追加キャストとして発表されるのでしょうか?

それにしても富岡と羽田を、有田哲平と本田翼がどんな感じに演じてくれるのか気になります。

ドラマ版『わにとかげぎす』の放送は、7月の水曜よる11時56分~のようです!放送開始が楽しみです^^

以上、わにとかげぎすのあらすじ・ネタバレをラスト最終回まで!古谷実原作の漫画 についてでした!

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