人気ドラマ『相棒』の歴代・相棒総選挙開催!1位はやっぱりあの人?

2000年からテレビ朝日系で放送されている『相棒』は、2002年に連続ドラマとしてシリーズ化され、すでにseason18まで放送されています。

通常、連続ドラマと言えば1クール3ヶ月が定番ですが、『相棒』はseason2から2クール6ヶ月で放送されています。

出演者にとっては、この半年間の拘束が大変なようですが、season1から署内のメンバーはほとんど変わらないということは、皆さんそれぞれ役に愛着があるということですよね。

人気番組ゆえ、毎年のように「不仲説」や「打ち切り説」が流れてきますが、現場の方々やファンにとっては、恒例行事のようなものでしょうか。

2020年・season19の相棒は反町隆史続投

まだ正式な発表はありませんが、season18の終わり方から続きはあるということで、season19も反町隆史さん演じる冠城亘が相棒続投だと思われます。

今までの歴代・相棒の中で、2番目に長い相棒となる「冠城亘」は、杉下右京さんに一番意見を言っている人だと思います。

右京さんも年齢を重ね、人の意見を取り入れるようになったということでしょうか。

そして、『相棒』と言えば2人の安息の地であった『花の里』の女将がいなくなり、どうなるのかが心配されていましたが、season18で登場した森口瑤子さんが女将を演じる『こてまり』がseason19以降の安息の地となるようです。

捜査や2人の関係にどんな潤滑油を注いでくれるのか、楽しみですね。

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歴代・相棒の総選挙開催

アイドルではありませんが、歴代・相棒の中で誰が一番好きか、という『相棒総選挙』が開催されました。

初代「亀山薫(寺脇康文)」、2代目「神戸尊(及川光博)」、3代目「甲斐亨(成宮寛貴)」、4代目「冠城亘(反町隆史)」という歴代の相棒は、それぞれ個性があり人気がありました。

ファンの方はご存じかと思いますが、歴代の相棒にはルールがあって、その名前が“か”で始まり“る”で終わる名前になっています。

このことは実際、番組内でも話題にされていました。

そんな歴代相棒の総選挙は、総数2万6285票の中で40%を超える票を集めてダントツトップの相棒が決定しています。

どんな結果になっているのか、あなたの予想は当たっているのか、結果をご覧ください。

第4位:2,847票(10.8%)

第4位は、3代目相棒で成宮寛貴さん演じるカイトこと甲斐亨でした。

父親は警視監の甲斐峯秋で、season16から特命係の上司=お目付け役という位置づけになっています。

相棒を無くし旅をしていた右京さんが帰国の機中、ある殺人事件の関係者とその殺人事件に遭遇していたカイトと知り合い、その人柄に興味を持ち3代目相棒として特命係に引き抜きます。

当初、右京さんになじめず反発していたカイトですが、右京さんの人柄に触れ次第に父親的な存在となり、若さを武器にしたエネルギッシュな相棒として人気がありました。

ところが、正義感の強すぎたカイトは、親友の妹が殺された事件で犯人が法では裁かれないことに矛盾を感じ、「ダークナイト」として影で悪を制裁する人間になってしまい、それが右京さんの知るところとなり逮捕され懲戒免職となってしまいます。

右京さんの強すぎる“正しい正義”と、気持ちはわかるけれどあってはいけない“歪んだ正義”、同じ正義なのに対照的でした。

右京さんが直接相棒として選んだ唯一の相棒ですが、懲戒免職なので、今後復帰がありえない唯一の相棒でもあります。

成宮寛貴さんは楽物疑惑等で芸能界を引退してしまいましたが、現役だったらもう少し票を集めていたと思います。

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第3位:5,510票(21%)

第3位は、4代目で現在の相棒である反町隆史さん演じる冠城亘でした。

カイトと違い、唯一自ら特命係を志願した人です。

元々は法務省のキャリア官僚で特命係に出向していたのですが、ある事件を機に法務省を退官し、警視庁警察学校での研修を終え仲間由紀恵さん演じる社美彌子のいる総務部広報課に配属された後、特命係への異動を希望して4代目相棒となっています。

警察学校の同期に、season17で一時的に特命係に配属されていた青木年男がいます。

相棒としては、初代・亀山薫に次ぐ相棒歴更新中です。

歴代の相棒とは違い、右京さんと対等にやりあっているようで、時には右京さんがやり込められる場面もあり、上司と部下という関係より本物のバディという感じがあります。

第2位:6,902票(26.3%)

第2位は、2代目相棒で王子キャラ・ミッチーこと及川光博さん演じる神戸尊でした。

ノンキャリアでありながら、出世して課長補佐になり、右京さんを監視・観察するスパイとして特命係に配属されますが、そのスパイの目的が達成され出された別の部署への内示を断り特命係に残ります。

友人が殺害された事件で偽証したことがあり、贖罪の念を抱いているものの、一切妥協しない強い正義の持ち主である右京さんに対しては、疑問を投げかけて対立し、相手の事情を考慮した妥協案を出したり、上層部に直接掛け合って証拠隠滅を図ったりして右京さんの強すぎる正義の暴走を止める策を取っていたこともあります。

初代相棒・亀山薫のイメージが強すぎて、相棒交代を受け入れられなかったファンにとっては、及川光博さん演じる神戸尊はスパイという監視役から入ってきたので、意外とその存在をすんなりと受け入れられたのではないでしょうか。

そして、あの容姿から見せるクールさと、実はミッチーの持つ独自のキャラと神戸尊のキャラがあまりに被っていたのもあって、時々みせるお茶目な部分も受け入れられて、薫ちゃん以外の相棒もありなんだ、と認めてもらえたんだと思います。

この2代目がいたからこそ、3代目、4代目と引き継ぐことが出来ているんでしょうね。

2位という結果は及川光博さんにとって、とても嬉しい結果だと思います。

第1位:11,026票(41.9%)

第1位は、圧倒的得票数で寺脇康文さん演じる初代相棒・亀山薫に決定しました。

もう『相棒』と言えば「薫ちゃん」で定着していましたから当然の結果でしょうか。

冷静沈着で頭脳派の右京さんに対して、頭より体が先に動く派の薫ちゃんですが、その行動力が時に右京さんを助け、ちょっとした一言がヒントになったりして、故小野田官房長はそんな2人の関係が右京さんにとってプラスになると思っていたようです。

杉下右京と亀山薫とセットで『相棒』成立!というイメージが強すぎて、右京さんにとっても『相棒』ファンにとってもまさかの相棒交代劇だったのではないでしょうか。

「薫ちゃん、いなくなっちゃうんだ」
「薫ちゃんのいない『相棒』は『相棒』じゃない」

そんな雰囲気の中、初代相棒・亀山薫は海外へと旅立ち、番組終了ではなく2代目相棒を起用しての新seasonとなったのでした。

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まとめ

『相棒』が相棒を交代させてまで続投するの?と思ったファンもいたかと思いますが、2代目相棒が無事受け入れられたことで、今も『相棒』が続けていられるのでしょう。

2代目・神戸尊は相棒卒業後も何かと右京さんと関わり、登場する場面もありますが、その後の消息が不明なのが初代・亀山薫なんですよね。
右京さん宛に近況報告のハガキが届いていて欲しいです。

3代目・甲斐亨は警察への復帰はありえませんが、無事刑期を終えて出てくれば、ちょっとしたところで右京さんを助ける場面もありそうなのですが、成宮寛貴さんが芸能界にいないことには話になりません。

歴代相棒が揃った映画を観てみたい気がしますが、その時は本当の『相棒』のラストになってしまいそうなので、ずっと杉下右京という人物を観ていたいファンとしては夢だけにしておきたいと思います。

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