ヒアリに刺されると…かなり痛いそうです。そこでヒアリに刺されたときの対処法や症状を紹介します!
ヒアリに刺された方の画像も見つけたので乗せておきますが、見るからに痛い痛しいです。
今後、ヒアリが日本に定着しないことを祈るばかりですが
もしもの時にためにも、ヒアリに刺されるとどうなるのか?症状や対処法を知っておきましょう!
ヒアリに刺されるとどうなる?
ヒアリは南米原産のアリで、その攻撃性や刺されたときの症状は、日本にいる在来のアリとは比べ物にならないほどの危険があります。
ヒアリに刺されるとどうなるのか?もっとも恐ろしいのはアレルギー反応によるアナフィラキシーショックで
最悪の場合は死に至ることもありうるということです!
ヒアリが繁殖してしまったアメリカなどでは年間で1000万人以上がヒアリに刺されてたとの報告があります。
このうち約100名の方がヒアリに刺されたことによるアナフィラキシーショックで命を落としているそうです。
子供なんかはアリで遊んだりしますし、大人でも農作業の際など、気付かないうちに刺されてしまった…など
もし万が一そのアリがヒアリだったら、日本でも大変な被害が出てしまう恐れがあります。
ヒアリに刺されたときの症状
ヒアリに刺されたときの症状について見ていきましょう。
ヒアリは攻撃的なことで有名です。攻撃対象を見つけたヒアリは、お尻についた毒針で何度も何度も刺してきます。
この毒針にはアルカロイド系の毒(ソレノプシン)が含まれていて
刺された箇所はまるで火傷をおったような強い痛みと共に、水疱状に腫れてしまいます。
『火蟻(ヒアリ)』という名前の由来は、刺されたときの症状が火傷したようになってしまうことからきています。
ソレノプシンという毒は、呼吸困難や意識障害などを起こす場合もあり、危険な毒です。
ヒアリに刺されたときの画像
ヒアリに刺された人の画像がありましたので乗せておきます。
見るからに痛々しい腕の画像です・・・。
ヒアリは集団で襲い掛かり、何度も何度も刺してくるため、気付いた時には何ヶ所も刺されている場合が多く
画像のように小さな火傷を大量に負ったような傷跡になってしまいます。
刺された箇所は赤く腫れあがり、水ぶくれが出来てしまいます。
刺された時の痛みは、火傷した時のような強い激痛が走るそうです。
ヒアリに刺されたときの対処法は?
ヒアリに刺されるときの対処法について紹介します!
ヒアリに刺された直後は強い痛みで、気持ちも動転してしまうかもしれませんが、冷静に対処しましょう!
まず、ヒアリに刺されて20~30分は安静にし、自分の体調の変化などに気を配ります。
症状が悪化することが無い場合には、ゆっくり病院にいき、医師の診察を受けるようにしましょう!
刺されたことでもしも症状が悪化した場合は、一番近い病院を出来るだけ早めに受診しましょう!
その際、できれば救急受け入れのある病院を受診するのが望ましいと言えます。
医師には、アリに刺されたことや、アナフィラキシーショックの可能性もしっかりと伝えるようにしましょう!
ヒアリの駆除方法について
次に、ヒアリを見つけた場合の駆除方法について紹介します!
ヒアリの駆除方法は3つあります。
◆熱湯をかけて駆除!
他の虫もそうですが、熱湯をかけるのは効果的です。ヒアリも熱湯をかけられれば死んでしまいます。
ですがアリ塚の奥の部分にいるヒアリにまでは熱湯が届きにくいため、すべてのヒアリを熱湯だけで駆除するのは容易ではありません。
◆殺虫剤などの液剤を散布して駆除!
ヒアリのアリ塚に液剤を散布すれば、液剤にふれたヒアリを駆除することが可能です。
ですがこれも、アリ塚の奥まで浸透させなければすべてのヒアリを駆除することは難しくなります。
しかも、液剤はヒアリ以外の昆虫も一緒に駆除してしまう恐れがあるため、液剤の使用にはそういった注意も必要になってきます!
もしヒアリかどうか判断に迷ったときは、話題のヒアリ警察に訪ねてみるのもいいかもしれませんね!
◆ゼリー状の毒餌を使って駆除!
毒餌を使えば、アリ塚の内部にいるヒアリも含めて駆除してしまうことが出来ます。
しかし、毒餌を使った方法は、アリ塚の内部ヒアリまですべて駆除してしまうのには少し時間がかかってしまうデメリットもあります。
以上、3つの方法がヒアリ駆除に効果的と言われている方法ですが、一番は無理に、ヒアリに手を出そうとしないことが重要です。
そして、ヒアリと思われるアリを発見した場合、「地方環境事務所」にいち早く連絡して対処してもらうことが大事になります!
・まとめ
ヒアリに刺されるとどうなるのか?不安に思っている方が多いと思いますので紹介させていただきました!
ヒアリに刺された時の対処法や症状を知っておけば、もしもの時にも冷静に対処できると思います。
ヒアリに刺されたからと言って、すべての人がアナフィラキシーショックなどで、死に至るような最悪の状態になるわけではありません。
ですが、ヒアリに刺されれば、痛いおもいや不安な想いをすることになってしまいます。
できるだけ刺されないように、ヒアリのような危険な昆虫には自分から近づかないのが一番です!
現時点では、ヒアリが日本に定着したのかは分かっていない状況で、環境省の人たちなどが、水際対策のために頑張ってくれています。
このままヒアリが日本に定着しないことを祈るばかりですね。
以上、ヒアリに刺されると…対処法や症状を画像で紹介!についてでした!
◆ヒアリ関連の記事はこちら
⇒ ヒアリ警察が大喜利でみんなの不安解消!いったい何者?
⇒ ヒアリの天敵はハエ!ゾンビバエ(ノミバエ)とアリクイも日本で効果的!?