トップナイフ―天才脳外科医の条件―動画！第１から無料の見逃し配信でフル視聴

女帝・深山の登場

ある日、脳神経外科の深山瑤子はうなされていた。

「お前だ」と夢の中で言われて、目を覚ます。

その頃、同じく脳神経外科医の西郡琢磨や黒岩健吾も同じようにうなされる。

ある朝、着信音で起床した深山は不機嫌そうに電話に出た。

相手は脳神経外科医の部長・今出川孝雄で、今日から新しい人が来ると伝えられる。

脳外科医に3人の医者が入り、深山がまとめ役を任された。

深山は自らの功績を問い、今回の件を反論する。

今出川は新たな変化が必要だと伝えて、電話を一方的に切った。

「あのたぬきおやじ」と苛立つ深山。

今出川に言われた変化との言葉について考え出す。

病院のロッカー室では、新人の小机幸子が自己紹介の練習をしていた。

鏡を前に自信満々の自己PRをする姿を同僚の小沢真凛が目撃して、顔を合わす。

そこに緊急連絡が入り、小机が搬送患者を急遽担当する事になった。

ドクターヘリが到着するが、小机は動揺する。

工場での事故で搬送される患者で、小机は何も出来ずに立ち尽くす。

他の医師に指示を促されるが、的確に答えられずにいた。

すると深山が現れて、的確な指示を出す。

この場で緊急の処置が進み、小机は手伝う。

深山はオペ室に移動するように伝えました。

オペ室に入る前、手を洗いながら今出川への不満を口にする。

トップナイフが集結

病室で家族写真を撮る家族がいた。

患者の宅間浩は手術を控えていて、心配する子供達に学校に送り出す。

彼は黒岩に手術をしてもらうようになっていた。

その頃、病院に来ていた黒岩はメディアから取材を受けて、淡々と答える。

名の知れている彼は、視界に入ってきた患者が目に入った。

立ち止まり何かを考えているようだったが、再び歩き出す。

ナースステーションでは犬飼剛と小沢が黒岩の噂をしていた。

そこに西郡がやってきて、宅間のオペの担当を聞き、手術を志願しようと考える。

彼もこの病院に赴任した医者の1人だった。

新たなメンバーと深山が喧嘩をしないか、心配する。

深山と小机が搬送されてきた患者の手術が終えた。

2人の目の前に今出川が現れて、「何ですか、あれ」と小机の事を問う。

そして、3人の必要性を主張するが、深山は納得のいなかいようだ。

深山は小机に仕事の流れを伝えて、更に2種類の医者しかいない事を口にした。

なるべき人間と絶対になっていないと話して、脳外科医は執刀医の腕が全てで覚悟が必要だと言い切る。

突然の手術中止に

宅間の妻・みどりは突然手術の中止を訴えた。

深山は状況を説明して、危ない場所に腫瘍があると伝える。

直前になっての中止の理由を犬飼は、今出川に話す。

実は患者をしっかり見てくれる医者を希望しているとのことだった。

今出川は黒岩じゃないと駄目だと主張する。

みどりに話をしていた深山は「私がやります」と言う。

彼女は宅間の経過観察をして、シミュレーションも出来ていた。

そして、いつ何があっても不思議じゃないと危険を訴える。

その頃、小机は工場が爆発した際、爆風でバイクから転倒した患者を診察していた。

医者達が集まり、深山は手術の手順を説明し始める。

準備を整っていて、担当の黒岩も承諾した。

今出川は改めて尋ねるが、黒岩は無言で患者の画像を見つめる。

そして、「今日はもう帰ります」とその場を後にした。

宅間の病室では手術に行く準備が進められる。

みどりに声を掛けて、オペ室に向かう。

深山は黒岩を追い掛けて、手術の事を尋ねる。

すると黒岩はアドバイスとして、患者の事を考え過ぎると指摘した。

「お前は弱過ぎる」と言われた深山の隣に西郡が来て、手術のサポートを進言する。

自らの席で待機していた深山に小机が声を掛けた。

小机に余計な事を言わないように釘を刺す。

宅間の病室の写真が入院してからのものだと小机が口にした。

再び手術の中止を

深山が手術室に向かおうとすると、みどりが現れて「やっぱり、止めてもらえませんか」と中止を訴えてきた。

手術室では準備が整い、西郡の指示で始まる。

手術は進んでいく中で、深山はみどりに理由を問う。

みどりは手術が成功して、旦那が元に戻るのが怖いと言い始めた。

脳腫瘍が出来ると人格が変わると心配していると知り、小机の言葉を思い出す。

宅間は脱サラしてから事業が成功して遊び放題で金遣いも荒くなっていた。

更にDVもあって、子供達はその様子を目撃する。

耐えかねた長男が父親を殴って、その時の怪我で病院に行き腫瘍が見つかった。

深山はどうするか尋ねて、腫瘍は8年前から出来ていた可能性を伝える。

その事により、性格が変わってきたのだと話すと、みどりは旦那が温厚な時の事を思い出す。

実情を今出川に説明した深山は「私が宅間さんを引き戻します」と意気込む。

小沢はこの間、診察を受けた患者を見つけて動作を確認する。

体に違和感が出てきて、そこに小机が駆け付けた。

理由が分からずにいると黒岩が現れて、診察をし始める。

体が徐々に動かない事に直感で命の危険を感じて、手術が必要だと急がせた。

深山が手術に臨む

オペ室に来た深山は西郡に状況を聞き、自らが執刀する。

原因の腫瘍まで辿り着き、深山は症状が出てきたのが最近だった事に疑問を感じていた事を話す。

その時、別のオペ室では黒岩が執刀して手術が行われる。

助手を小机が務めて、時間との勝負で黙々と進めていく。

「あった」と首を捻った際に静脈が損傷した箇所を発見して、止血をした。

深山は腫瘍を摘出した、卵サイズの巨大で驚く。

それはサナダムシで、外国に行った際に寄生したようだ。

脳腫瘍ではなく、性格が腫瘍のせいではなかった事を知ったみどりは戸惑う。

深山は手術で人生感が変わる事もあると助言して、手術が上手くいったと伝える。

その様子をみどりの息子が見ていた。

今出川の部屋では黒岩の事について、深山と西郡は知る。

2人は言葉が出ずに立ったままだった。

一方、みどり達は父親の部屋に行き、再会を果たす。

話し掛けると反応して次々と握手をしていき、以前の父親に戻っていたようだ。

夜になってバーカサブランカでは、小机の歓迎会が行われる。

病院のメンバーが集まり、今出川と黒岩が話していると深山が話し掛けた。

西郡もやってきて、「次のトップナイフは私だ」と黒岩に宣言する。

黒岩と西郡は先に帰り、改めて深山達は乾杯をした。

今出川が「どう変化は楽しんだ」と深山に問う。

深山も自問自答をしていた。