古舘寛治ドラマ「コキタ兄弟と四苦八苦」で残念な兄妹役に挑戦

 

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、「リーガルハイ」など、人気作品にも多く出演している名バイプレーヤーの古舘寛治さんですが、今回なんと「コキタ兄弟と四苦八苦」での主演が決定しました。

 

 

コキタ兄弟と四苦八苦は、どんなドラマなのかとても気になります。古舘寛治さんのこれまでの俳優プロフィールや出演歴などもチェックしていきます。

 

 

コキタ兄弟と四苦八苦で共演する、滝藤賢一さんや芳根京子さんについても、詳しく見ていきましょう。

古舘寛治のこれまでの俳優プロフィール

古舘寛治さんは1968年3月23日生まれで現在51歳です。古舘寛治さんは子供のころから絵をかくことが好きで、漫画家やアニメーターを目指していました。

 

 

ですが、高校時代に自分は机に向かってコツコツやるような仕事は向いていないと思い、お菜ない頃から映画が好きだったこともあり、俳優を目指すようになったのです。

 

 

そして俳優になるために18歳のときに上京します。ですが、こんなゴミゴミした都会でずっと生きていくのかと考えたら嫌になり、なんとニューヨークへ行ったのでした。

 

 

英語はできなかったものの、俳優スクールへ通いながらロバートデニーロさんが経営するすし屋でバイトをして生活していました。そのすし屋には有名なハリウッドセレブが多く訪れたそうです。

 

 

 

1994年、25歳のときに山口智子さん主演のドラマ「29歳のクリスマス」を見て、日本でもこんな面白いドラマが作れるんだと思い、帰国を決意したのでした。

 

 

帰国後は、フリーの俳優そして劇団「青年団」の看板役者として俳優活動をしていました。2007年に英会話スクール「NOVA」のCMで見せたコミカルな演技が話題となり、有名となったのでした。

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古舘寛治のこれまでのドラマ出演数

18歳の頃に俳優を目指し、まさかのニューヨークでの下積み時代があった古舘寛治さんですが、これまでどんなドラマに出演してきたのでしょうか。

 

 

古舘寛治さんが初めてドラマに出演したのは2000年の「ラブコンプレックス」です。レギュラー出演ではなく、第8話のみの出演でした。

 

 

2008年には朝ドラ「瞳」に出演し、その後も2013年の「あまちゃん」、「ごちそうさん」にも出演しているんです。

 

 

その他にも、「リーガルハイ」や、「逃げるは恥だが役に立つ」、「コウノドリ」、2019年大河ドラマ「いたでん~東京オリムピック噺」など人気作品に数多く出演していて、その数はなんと54作品です。主演作品などはないですが、ドラマを作るのに欠かせない名脇役となったのでした。

古舘寛治「コキタ兄弟と四苦八苦」に出演

多くの作品に脇役として出演し、バイプレーヤーに注目したドラマ「バイプレーヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」にも、本人役で出演するなど、誰もが認める名脇役です。

 

 

そんな古舘寛治さんが、なんと今回ついに主演を務めるドラマが2020年1月にスタートするんです。そのドラマが「コキタ兄弟と四苦八苦」です。

 

 

同じく名脇役である滝藤賢一さんとのダブル主演になっています。古舘寛治さん演じる真面目過ぎて上手く生きることのできない兄と、滝藤賢一さん演じるそんな真面目な兄を見て育ったせいか、ちゃらんぽらんな生き方しかできない弟の物語です。

 

 

「アンナチュラル」や「逃げ恥」など人気作品を手掛けた野木亜紀子さんが脚本というだけあった期待が高まります。

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古舘寛治出演ドラマのエンディングテーマは?

古舘寛治さん主演ドラマ「コキタ兄弟と四苦八苦」のエンディングテーマは、スターダスト☆レビューの「ちょうどいい幸せ」に決定しました。

 

 

スターダスト☆レビューは1981年にメジャーデビューしたバンドで、バンドのテクニックはもちろんバラエティに富んだステージパフォーマンスで、今でも幅広い世代に愛されているバンドです。

 

 

そんなスターダスト☆レビューが、このドラマのために書き下ろした曲が「ちょうどいい幸せ」なのです。

 

 

この曲について、ボーカルの根本要さんは、誰もが人生に四苦八苦しながら生きていて、そんな中で幸せを一生懸命に探してる、その幸せには気づけない人もいたり、そんな大きなものじゃないかもしれないけど、人生を美味しくしてくれるスパイス、そんな思いを込めたと話していました。

古舘寛治出演ドラマのオープニングテーマは?

ドラマ「コキタ兄弟と四苦八苦」のオープニングテーマを歌うのは、CreepyNutsでオープニングもドラマのために書き下ろされています。曲名は「オトナ」です。

 

 

CreepyNutsは、日本最高峰のMCバトルで3年連続優勝するなど、ラップ界で有名なMCのR-指定さんと、2019年にはDJの大会で世界一をとったDJ松永さんの二人組です。

 

 

そんなCreepyNutsが書きおろした「オトナ」は、エンディングテーマとはまた違った雰囲気でドラマを表現しています。そして、ドラマのオープニングではなんとこの曲に合わせて、CreepyNutsの二人と、古舘寛治さん、滝藤賢一、芳根京子さんが踊り狂うシーンがあるんです。

 

 

しかも、このダンスが決まった振り付けではなく個人で自由に踊るというものだったそうです。ドラマはもちろん、オープニングから目が離せません。

古舘寛治、滝藤賢一と共演に注目

名脇役である、古舘寛治さんと滝藤賢一さんがダブル主演で共演するとあって、注目が集まっています。この二人の主演ドラマが決まったきっかけは3年前のことでした。

 

 

フジテレビの湾岸スタジオで、古舘寛治さんと滝藤賢一さんが久しぶりに再会し、二人でなにか一緒にやれたらいいねという話をしたのでした。

 

 

その数日後、滝藤賢一さんが濱谷晃一さんとお茶をする機会があり、そのときに古舘寛治さんとの作品を提案したことが、ここまでの大きなプロジェクトへ繋がったと話していました。

 

 

古舘寛治さんは、自分が主演だなんていまでもドッキリじゃないかと思うほどなんだそうです。バイプレーヤーとして活躍してきた二人が、主人公としてどんな物語を繰り広げていくのか注目です。

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古舘寛治、残念な兄弟役に挑戦

ドラマ「コキタ兄弟と四苦八苦」は、古舘寛治さんと滝藤賢一さんが残念な兄弟として物語が進んでいきます。この兄弟はどちらも無職で、ひょんなことから「レンタルおやじ」を始めるのです。

 

 

友達が孤独死しているかもしれない、定年退職した夫の様子がおかしい、3か月後に世界が終わるなど、クセの強い依頼を受けていくのでした。

 

 

そんな依頼から、様々な人と関わり無理難題な無茶ぶりに四苦八苦しながら、二人はどうにか生きていくのです。タイトルにもある四苦八苦は、人間である限り避けられない8つの苦しみがあるとお釈迦様が教えた言葉です。

 

 

それに4つの苦しみを加えた12苦がドラマの裏テーマとなっています。コメディでありながらも、そんな二人の四苦八苦した人生からいろいろなものを感じることができるドラマとなっているようです。

古舘寛治、芳根京子と共演に注目

「コキタ兄弟と四苦八苦」では、芳根京子さんがヒロイン役として登場します。

古舘寛治さん演じる古滝一路が足しげく通う喫茶店「シャバダバ」の看板娘を芳根京子さんが演じます。

 

 

コキタ兄弟と深くかかわっていく重要な役であり、天真爛漫で何をしでかすか分からないヒロイン、さっちゃんにも注目です。

 

 

また、このドラマの撮影を通して古舘寛治さんが芳根京子さんへ影響を与えたエピソードがありました。古舘寛治さんは、撮影中、芝居をしていて何か違和感があると、監督へ相談して修正するということが多かったそうです。

 

 

そんな古舘寛治さんを見て、芳根京子さんも何か違和感があると監督へ相談するようになったのでした。そうするともちろん撮影時間は押してしまい大変なのだそうですが、監督としては、みんながドラマ作りに真剣で嬉しかったそうです。

まとめ

名脇役として、これまで多くのドラマなどで活躍してきた古舘寛治さんですが、同じく名脇役として活躍している滝藤賢一さんとのドラマダブル主演が話題となっています。

 

 

古舘寛治さんが、役者を目指し始めたところニューヨークで暮らしていたことは意外で驚きでした。

 

 

今回のドラマでは、古舘寛治さん演じる真面目過ぎる兄と、滝藤賢一さん演じるちゃらんぽらんな弟という対照的な二人が、様々な人と関わりながら四苦八苦した人生を送っていくコメディです。コメディの中にも、感動やなにか考えさせるものがあるようです。

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