笑福亭鶴瓶『A-Studio』歴代アシスタントのその後は？必ず幸せになるというジンクスがある？

笑福亭鶴瓶師匠と言えば、数々のレギュラー番組を持ち、その人柄の良さと自然なトーク力でいずれも長寿番組となっています。

毎回違うパートナーとのやりとり、行く先々での街の人たちとの暖かいふれあいが楽しみな『鶴瓶の家族に乾杯』、そして中居正広さんとのかけあいが楽しみな『ザ！世界仰天ニュース』に次ぐ長寿番組になっているのが、毎回旬なゲストを迎えそのゲストの素顔を引き出すための努力を怠らない師匠と番組スタッフの努力で成り立っている『A-Studio』（2020年4月から『A-Studio+』に改題）です。

その『A-Studio』の歴代アシスタントについて、卒業後の活動等を調べてみました。

笑福亭鶴瓶師匠ってどんな人物？

1951年12月23日生まれの68歳。

息子さんは俳優として活躍中の駿河太郎（本名）さん。

鶴瓶師匠は愛妻家としても有名で、大学生時代に出会った奥様とは「あのねあのね」というバンドでメンバーとして一緒に活動し、23歳で結婚されています。

「この人が死ぬんだったら、俺が先に死ぬ」そう公言するほど、愛されている奥様は幸せですよね。

芸能界にも親友と呼べる人はたくさんいるようですが、中でも3月29日に亡くなられた志村けんとも親交が深く、緊急事態宣言が解除されて一番に志村けんさんのご実家に行かれたそうです。

志村けんさんのご遺影に使われていた写真が鶴瓶師匠と一緒に写っていた写真から選ばれていたことを知り、胸が熱くなったとご自身のラジオ番組で語っていました。

『A-Studio』

2009年4月10日スタートした『A-Studio』は、毎週金曜日23時から放送されている公開トーク番組です。

タイトルの『A』は、「Actor」「Actress」「Artist」「Athlete」のAから取られていて、毎回旬なゲストを迎えて、そのゲストの家族や友人、スタッフ等の関係者に事前に取材をしてゲストの素の情報を入手し、紹介していくのが楽しみとされている番組です。

取材したことはゲストには知らされていないので、ゲストもまたどんな情報が出て来るのか戦々恐々といったところが番組の魅力の1つです。

記念すべき第1回目のゲストは、『花より男子』でブレイクし、『クローズZERO』で硬派な一面を魅せていた旬な俳優『小栗旬さん』でした。

歴代アシスタントは11名

特に決まりごとではなかったようですが、4月に始まり3月には卒業するという1年スタンスが取られていたアシスタントですが、「アシスタントを卒業すると人気が出る」「結婚出来る」といったジンクスもささやかれていました。

※赤字はアシスタント卒業後結婚した人
（　）内は結婚した年と相手の方

4代目アシスタント：本田翼

意外と『A-Studio』のアシスタント時代が知られていないのは本田翼さん。

アシスタント時代に反町隆史さん主演の『GTO』で神崎麗美という生徒役で一躍有名になり、数々のドラマや映画に出演しているので、女優としての活躍はご存じの通りですよね。

最近の話題では、コロナの影響で延期されていた『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』の初回放送時、バラエティー番組初MCに挑戦するはずだった本田翼さんが、収録当日急性虫垂炎で入院してしまい等身大パネルでの登場となり、「手術終わりました」と緊急電話参戦となっていました。

共演者との熱愛報道もいくつか出ていましたが、噂どまりで結婚には至っていないようです。

ゲームや漫画好きというインドア派の本田翼さんですから、もしかしたら見つかりにくいインドア恋愛進行中かもしれませんね。

5代目アシスタント：波留

アシスタント時代、藤原竜也さん主演の『いねむり先生』で主人公の伊集院静さんの妻となる夏目雅子さんの役でヒロインを演じています。

その後、2015年にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインに抜擢されています。

実は『てっぱん』『純と愛』『あまちゃん』と3回連続落選しての合格だったそうです。

これは、演技力の問題ではなく『あさが来た』の人物像が一番波留さんに合っていたからですよね。
でも、もしかしたらアシスタントのジンクスかもしれませんね。

鶴瓶師匠からは「しっかりしてるし、度胸あるし、あっさりしてるし、男っぽい」と言われていて、2人でいると波留さんが鶴瓶師匠の面倒を見ているという感じで、頭が上がらない、という関係に見えます。

7代目アシスタント：早見あかり

元ももいろクローバーのメンバーだった早見あかりさんは『A-Studio』の7代目アシスタントでした。

W MC体制に変わった『A-Studio+』への応援として番組にリモート出演した際、「おなかの中に赤ちゃんがいます。ママになります」と鶴瓶師匠に笑顔で報告していました。

秋頃、出産予定ということで鶴瓶師匠も「よかったなぁ」と感慨深げに祝福していたのが印象的でした。

ちょっとおじいちゃんになる気分だったのでしょうか。

8代目アシスタント：森川葵

5年務めた『Seventeen』の専属モデルを卒業し、2015年連続ドラマ『テディ・ゴー！』で初主演、2018年には舞台『ロミオとジュリエット』で初舞台・初主演のジュリエットという大役をこなしていて、作品ごとに自由自在に演じきることで「カメレオン女優」と評されています。

「同じ髪型だと飽きる」と髪型を変えるのが趣味で、映画の役作りで丸刈りにした際には、「髪の毛が傷んでいたのでラッキー」と言っていたそうです。

鶴瓶師匠とは家がご近所で、アシスタント卒業後も連絡を取り合っていて、よく食事にも行くほどの仲良しのようです。

11代目アシスタント：上白石萌歌

『A-Studio』女性アシスタントとしては最後となる上白石萌歌さんは、2011年の東宝「シンデレラ」オーディションに姉が応募するなら、と一緒に応募して史上最年少の10歳で見事グランプリを受賞しています。
ちなみに姉も審査員特別賞を受賞しているという美人姉妹です。

2人共、歌がうまいことでも有名で、CMでの美声を始め、ミュージカル『赤毛のアン』（前年は姉の萌音さんでした）『魔女の宅急便』にも主演しています。

2020年は姉・上白石萌音さんの『恋はつづくよどこまでも』が大ヒットしたので、『赤毛のアン』同様、ドラマでも萌歌さんが萌音さんに続くのか楽しみです。

まとめ

2020年から番組を改編し、新しくW MC体制となった『A-Studio+』ですが、内容は変わらずゲストを盛り上げる取材を重ねています。

ただ、そこに藤ヶ谷太輔（Kis-My-Ft2）さんが加わったことで、番組に厚みが増したというか、鶴瓶師匠の信頼も絶大でますます楽しみな番組になっています。

歴代のアシスタントの方々の公私共々の活躍はもちろん、ゲストの方々の思わぬ表情に出会える『A-Studio+』が待ち遠しい週末です。