おっさんずラブ-in the sky- 動画を8話最終回も見逃し配信でフル視聴する方法

黒澤の引退宣言とそれぞれの動揺

春田創一は、黒澤武蔵のパイロット引退宣言に動揺する。

思わず獅子丸怜二に噛みつくが、改革の1つというわけではなく、自分に限界を感じての申し出だったとのこと。

黒澤と2人きりになると、「もっと教えてほしい」と泣いて抱きついてしまう。

成瀬竜は、四宮要が寮から出て行ったことにショックを受けていた。

春田に冷凍グラタンをおごって食べる夕食は寂しく、「シノさんどこにいるんだろう」という春田のつぶやきが心に刺さる。

また、黒澤が自分の限界を感じたフライトの話を聞かせてくれたので、引き留めることができずにいた。

四宮要は…何故か黒澤家で天ぷらを揚げていた。

橘緋夏に拾われてきたのだ。

「よく考えたら3人ともはるちゃんにふられた組じゃん」と笑う緋夏。

春田を吹っ切れたらしく、「感謝の念が沸き上がってきた」という黒澤。

感じ入った四宮は「このままでは俺は錆びたドライバーです！」と、黒澤に弟子入りを願い出るのだった。

CAのミーティングでは、黒澤のラストフライトがクリスマスイブだと明かされ、何かできないものかと相談が始まる。

しかし、獅子丸は「普通が1番だよ」と言って、アルバムだけは作ろうとカメラを見せる。

屋上に連れ出されたものの、いい顔ができない春田。

困った獅子丸は、「最後ぐらい笑顔で送り出してあげるのが愛ってやつなんじゃないの」と説得するのだった。

土手にて待つ、黒澤杯・相撲大会

春田は自分のロッカーで、“七郷土手にて待つなり、黒澤拝”とのメッセージを見つける。

同じように成瀬と四宮も呼び出されていた。

なぜか段ボールソリで土手から降りて来た黒澤は、「こうして我々が一同に介するのもこれが最後かもしれない」と語り出す。

後顧の憂いがないようにと言い出したのは、「黒澤杯・相撲大会」だ！

芝生に急ごしらえの土俵を用意して、1人ずつ相手になろうというのだ。

まずは四宮。

黒澤の名づけは「不幸体質戦士！」。

己の中にくすぶっている感情を解放しろというのだ。

告白なんかしなければよかったという四宮を投げ飛ばし、「人を好きになった自分を否定するな！」と喝を入れる。

続いて、成瀬。

ズルをして後ろから組み付く成瀬に「この自己完結型ベビーフェイス！」と名付ける。

春田とのことを聞かれ、「好きだけれど違う」と答える成瀬は、優しく抱え出される。

「機長を目指すなら、まわりと話して、もっと自分を開け！」と諭すのだった。

最後は春田だ。

正面からがっぷり4つに組んで名づけるに「まっすぐ甘えん坊将軍！」。

意外に粘る春田に「お前にいうことは何もない！」と言うので、春田はダダをこねてしまう。

結果、背負い投げ風に飛ばされ、逆さまに着陸した春田。

「自分で考えろ」というのが、黒澤のかけた言葉だった。

夕陽の中、青春調にくんずほぐれつする4人。

「みんなおっさんじゃねーか」と黒澤に笑われながら、絆は深まっていくのだった。

・　・　・

寮に戻った四宮は、今日も夕食を作る。

嬉しそうにテーブルを囲む春田と成瀬。

成瀬がにんじんを食べられるようになったことで盛り上がる。

「今度はチーズハンバーグ食べたい！」という春田だが、意外に甘やかさない四宮だ。

一方黒澤家では、改まった緋夏が黒澤に退任祝いの挨拶をしていた。

春田への想いを明かされたことを思い出し、これからは自分が父の再出発を応援するという緋夏。

「飛べ、黒澤武蔵！」、「黒澤武蔵、飛びます！」と盛り上がる親子だった。

成瀬は春田をコンビニに誘う。

黒澤のラストフライトについて話したいのかと思いきや…。

春田への気持ちを打ち明ける成瀬。

最近の自分の変化は春田のおかげだと気づいていた。

しかし、そのことによって「尊敬すべき大切な人」となった春田とは、もはや軽く交際することなんてできない。

感極まって泣きそうな成瀬、真剣に聞く春田はしっかりと成瀬を抱きしめる。

涙がこぼれる成瀬の肩を叩く春田。

お礼を言いつつ、「もうちょっと尊敬してくれない？」、「してるじゃん」と軽口をたたきながら笑顔で寮に帰る2人だった。

コクピットからメリー・クリスマス！

天候良好な黒澤のラストフライト。

春田は機内アナウンスを申し出る。

意図していたのは、乗客に「グレートキャプテン黒澤」について語ることだった。

いつものアナウンスに次いで、「大変恐縮ではございますが」と話し出す春田。

黒澤を「メチャクチャな人」と言いつつ、相撲の話もしてしまう。

「おかげで今ここに立っていられるんだと思います」とまとめると、お客から拍手喝さいをもらう。

「余計なこといやがって」と笑いつつ、離陸をキメる黒澤だ。

自分のアナウンスでは春田の話に触れる。

「私が最も信頼するクルーたち、そしてお客様と共にいるこの瞬間は、一生忘れないものになると思います！」

コクピットからのメリー・クリスマスに拍手がわく。

最後のフライトから戻った黒澤を、花道を作った社員たちが出迎える。

花束と飛び出す絵本のようなアルバムをもらい、みんなから順に挨拶をもらう黒澤。

しかしそこに春田の姿はなかった。

かわりに道端寛太が黒澤にメモを渡す。

“ヘリポートで待つなり、春田拝”と書かれていた…。

春田の意中の人

獅子丸から社員に、黒澤は教官として残ること、明日からまた改革もビシバシ進むことが伝えられる。

道端は何とか緋夏をつかまえ、可愛いスケジュールを差し出してクリスマスデートに誘うことに成功する。

四宮と成瀬は、寮で手作りグラタンに盛り上がっていた。

四宮が甘党だからと砂糖をかける成瀬。

好きな理由を聞かれて「見てられない」、「どことなく残念」などと相変わらず毒舌だが…。

ふとスキをついて、グラタンのついた口に軽くキスするのだった。

・　・　・

ヘリポート。

やって来た黒澤に、春田は「俺は、キャプテンが好きです」と告白する。

信じようとせずに、後ずさりする黒澤。

「キャプテンと離れたくないんです」という春田に、それは感傷だ、恋愛じゃないと諭す。

自分でもよくわからないものの、黒澤の愛情を「嬉しくて、温かくて、支えられて」と涙がこぼれる春田。

「キャプテンのこと好きになってもいいですか？！」とかつての黒澤のように叫ぶ春田。

「お前何言っているんだ」と、信じがたい黒澤。

「キャプテンのこと、好きになってもいいですか？！」と泣きながら繰り返す春田。

ついに黒澤は「マル！」と夕日に向かって叫ぶ！

笑顔になり黒澤に抱きつく春田！

「はるたん？」と、そっと読んでみる黒澤だった。

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