同期のサクラ ドラマ動画！9話も無料の見逃し配信でフル視聴

目を覚ましたサクラ

暗闇から光が差してきて、皆の声が聞こえたサクラは目を覚ました。

サクラは、意識を失う前の事を振り返る。

右手で写真を撮って、同期達に会いたいと思う。

そこに同期の4人が走って、病室に駆け付けた。

皆は喜ぶが、サクラは体が固まり、声が出にくくなっていた。

サクラが眠っている間に元号が変わり、今日が12月11日だと知る。

すると木島葵から伝える事があると、解雇通知書を出してきた。

黒川がサクラの退職を引き延ばしていたが、ついに期日が来る。

皆は協力すると全力で励ます。

その姿を見て、皆が大人になったサクラは感じていた。

4人もこの9カ月間に色々な出来事があって、相談に乗って欲しかったようだ。

サクラは皆から貰ったFAXが力を得て、多くの人を幸せにする建物を作るために頑張る事を宣言する。

同期達は以前のサクラが帰ってきたと喜びを爆発させた。

同期達の悩み

サクラはリハビリを開始しながら、住んでいたアパートに戻る。

百合に付き添われて部屋に入ると最低限の家具を準備していて、家賃も今月分まで同期達が払っていた。

そこに隣人の中村小梅と子供がやってきて、挨拶をする。

退院した事を告げると、子供を助けてくれた事を感謝された。

百合は母親になって、子供の大事さを感じていて共感する。

子供の父親の葵とは結婚せずに2人で生きていくと決意していた。

更に働きながら子育ては大変だが、この際だから会社を辞めて起業する事を明かす。

託児所を立てる計画をしていて、今の会社には自分の居場所ではないと感じていた。

だいぶ方向性は固まっていたが、最後の決断に迷う。

葵に相談しようとサクラは勧めるが、断る。

彼がまだサクラの事を好きだから、結婚しないと百合は察していた。

ある日、リハビリをしているサクラを葵が尋ねてくる。

現状を伝えると、焦らずにじっくりするようにアドバイスをした。

ジッとサクラを見つめる葵は、以前のサクラと雰囲気が変わっている事に見惚れる。

会社に戻ろうとした葵は黒川が副社長になって、プロジェクトのメンバーに誘われている事を口にした。

仕事が忙しくなった葵は、プライベートで百合との事で悩みを抱える。

サクラに意見を求めたが、「私には難し過ぎます」と自らには苦手な分野だと言った。

その夜にネットカフェに聞いたサクラは、土井蓮太郎に協力してもらい就活をする。

ネットカフェは喫茶店リクエストの後に出来た店だったが、雰囲気は以前のままだった。

そこに清水菊夫からテレビ電話が掛かってくる。

仙台にいる菊夫はNPO法人で働いていて、代表になって欲しいと頼まれていた。

自らが先頭に立つことに抵抗があって、迷う。

蓮太郎は菊夫の気持ちが分かると、自らも結婚してから責任を感じていた。

もう1人子供が出来る事や更に転職を考えている事を明かす。

設計が出来るところに転職を考えていた蓮太郎はすみれの産休もあるため、迷っていた。

帰宅したサクラは家に帰って、履歴書を作成していたが手が上手く動かない。

食事の準備をしようとしても安定せずに、落としてしまう。

そこにするとすみれが料理を持ってきた。

体調の事を聞かれたサクラは、早口で答える。

心配を掛けないようとするサクラの考えはお見通しで、「他に何か言ってなかった」と蓮太郎の事も聞かれた。

再び早口になって嘘だと指摘したすみれは、蓮太郎の事もすでに知っていた。

すみれは蓮太郎が大人だと感じていて、彼に答えを任す。

明日から就活を始めたるサクラに、あまり余計な事を言わないようと釘を打つ。

面接に挑むサクラ

ある会社の面接に来ていたサクラは、花村建設を辞めた理由を聞かれて戸惑う。

各面接で正直に理由を言っていくが、面接官からは逆に言わない方が良いと指摘されて嘘をつきたくないと伝えた。

貯金も減っていた時、コンビニの面接が見事に受かる。

早速働くサクラだったが、もっと早く笑顔で接客するように怒られた。

更に商品のおにぎりを建物のように並べてしまい、注意される。

すると百合から連絡が入り、コンビニで働きながら会社を探すと伝えた。

ネットカフェで就活を探していると隣人の脇田草真と遭遇する。

彼に建設の仕事に就きたいと目標を明かす。

そこに、先日面接を受けた会社から不採用通知が来た。

家に帰って皆に会いたいと思うサクラは、皆の邪魔をしないために連絡をためらった。

その代わりとして、皆の悩みを解決しようとリハビリ中も思い付いたらノートに書いていく。

リハビリ途中にサクラは百合に連絡を入れて、皆で鍋をしないかと誘う。

今まで迷惑を掛けてしまい、お礼がしたいと伝える。

当日、家で食事の準備をするサクラは、皆にアドバイスする言葉を口にしていた。

懸命に書き留めた内容を伝えようと気合いが入り、着々と食事を作っていく。

すると百合が現れたが、企業セミナーに参加したいと衝撃な言葉を耳にする。

会社を辞めて自分の居場所を見つける百合は決断していた。

少し時間が空いて、蓮太郎からキャンセルの連絡が入る。

すみれに相談して、承諾を得た上で退職願を出す予定だと伝えられた。

サクラに良い物を作る夢を諦めていないと口にする。

その後、菊夫からテレビ電話があって、代表を務める事を聞く。

これから皆に決意を伝えるつもりだと不参加する事になる。

最後に葵が直接部屋にやってきた。

葵は突然部屋に入る事を止めて、百合の心情を察して本物リーダーになると宣言して帰っていく。

食事を片付けるサクラは皆が自分で解決して、それぞれの道を歩んでいる状況と自分を比較していた。

自らの生きた方を悩む

アルバイトをしていたサクラが作業に戸惑っていると、若い客から文句を言われる。

その客の態度は悪くて、サクラは我慢が出来ずに注意をした。

客は逆上してしまい、店長が代わりに土下座して謝る事になる。

落ち込んだサクラは公園で写真を収めていた。

すると公園のベンチにリクエストの店主を見つけて、声を掛ける。

先程、コンビニのアルバイトがクビになった事を明かす。

リクエストがネットカフェに変わって寂しいと伝えるが店主は元気なかった。

そこに面接の不採用通知が来る。

気を落とすサクラは故郷の近所のおばちゃんから連絡が入った。

皆が心配していて、何かあったらいつでも帰ってくるように伝えられる。

そして、部屋の荷物を出すサクラは隣人と会って、田舎に帰る事を明かす。

写真を眺めながら、同期達に連絡をしてネットカフェに呼ぶ。

先に来て予行練習をしていると同期達がやってきた。

皆から眼鏡をプレゼント渡されるサプライズが起こる。

以前と同じ眼鏡を貰って戸惑うサクラは自らの話に戻す。

早く口で就職が決まった事を伝えるが、嘘だとバレていた。

「すいません」と謝り、改めて故郷に帰る事を伝える。

話を聞いた皆は納得しなかった。

自分に自信を失っていたサクラは、東京に来て文句を言っていただけと口にする。

皆とは違い何も成し遂げていない落ち込み、忖度出来ない人間は東京には合わないと言い残して帰った。

部屋を後にして外に出ると、同期達がやってきていた。

百合が「連れて行きたいとこがあるの」とある場所に向かう。

心の橋を架けるサクラ

皆で来た場所は10年前の社内研修でサクラが褒めた保育園が建設しているところだった。

設計を担当した人物は10年掛けてようやく実現が出来き、サクラの言葉に勇気を貰ったと蓮太郎が口にする。

サクラがやって来た事は活かされて、誰かの心で燃えて続けていた。

皆はそれぞれが言われた言葉を振り返り、皆に心に橋を掛けてくれたと伝える。

その言葉にサクラは喋り始めて、今までの言葉は祖父から受け売りだと明かす。

そして、「私には夢があります」と仲間と建物を作る事・天国で見守っている祖父に前向きな報告をする事・これから出会う人の心に架けると新たな決意を新たにした。

「私はこれからも北野サクラであり続けます」と力強く宣言する。

最後に写真を皆で撮って、「はい、同期」と笑顔で浮かべた。

翌朝、いつもサクラに戻って必要な人がいると自信を取り戻す。

ある建物を見つけて、「良いです。非常に良い」と写真を撮る。

面接に来たサクラは退職理由を聞かれて、正直に答えた。

帰ろうとすると採用される事になって、驚きを隠せない。

すると黒川が現れて、良いニュースと悪いニュースを伝えてくる。

悪いニュースは、面接の会社がサクラを採用する場合、取引は中止すると言った。

続いて、良いニュースは花村建設に戻って来るようにと予期せぬ言葉だった。